HACCPは、飲食業の義務であり、法律で決まっています。やっていなければ、法律違反であり行政処分は重たくなります。
2024年6月23日~に保健所公表、メディア発表になった食中毒関連NEWSです。
■■■ 食中毒 ■■■(異物混入は、下段)
★2024年7月22日更新《2週間分》
〇高知県高知市 飲食店
ノロウィルス 8人 3日間営業停止
〇和歌山県御坊市 物販
黄色ブドウ球菌 3人 3日間営業停止
ウェルシュ菌 37人 施設食堂3日間営業停止
カンピロバクター 5人 3日間営業停止
化学物質 2人 県警による調査中
植物性自然毒 7人
食中毒症状<調査中> 8人 3日間営業停止
腸管出血性大腸菌 3人 2日間営業停止
カンピロバクター 8人 営業禁止
アニサキス 1人 1日間生食魚介類提供停止
〇東京都港区 飲食店
アニサキス 1人 1日間生食魚介類提供停止
★2024年7月9日更新
腸管出血性大腸菌 5人 3日間営業停止
腸管出血性大腸菌 10人 3日間営業停止
カンピロバクター 18人 2日間営業停止
〇東京都港区 飲食店
アニサキス 1人 1日間営業停止
〇東京都品川区 飲食店
アニサキス 1人 1日間営業停止
アニサキス 1人 1日間営業停止
植物性自然毒 1人 テンナンショウ
ノロウィルス 30人
★2024年7月1日更新
腸管出血性大腸菌 20人
病原性大腸菌 23人 2日間営業停止
ウェルシュ菌 41人 3日間営業停止
ウェルシュ菌 34人 2日間営業停止
〇東京都北区 飲食店
カンピロバクター 3人 3日間営業停止
カンピロバクター 35人 2日間営業停止
カンピロバクター 5人 3日間営業停止
寄生虫クドア 11人 書面指導
アニサキス 1人 1日間営業停止
アニサキス 1人 1日間営業停止
植物性自然毒 ククルビタシン 2人
植物性自然毒 1人
植物性自然毒 1人
■■■ 異物混入 ■■■
★2024年7月22日《2週間分》
給食にプラスチック片(大きさ5mm、厚さ3mm)
給食にガラス片(5mm~1cm)
カレーにプラスチック片(5mm)
米粉パン2個に金属片が混入(3mm、4mm)
ご飯に金属片(長さ2cm)
キャベツの酢漬けに棒状金属片(長さ4mm、直径1mm)
★2024年7月9日更新
〇ビアードパパでアレルギー表示の落花生表記漏れ
商品を食べた2人より、体調不良を訴える連絡があった。
★2024年7月1日更新
給食のわかめごはんに、ナイロン製糸(太さ0.4mm、長さ10cm)
〇森永製菓「マンナボーロ」19万個自主回収
小動物のふんとみられる異物混入
7カ月期限切れたマーマレードジャムを206人に提供
猛威を振るったノロウィルスもようやく下火になってきました。これから増えるのは、細菌や寄生虫です。カンピロバクター、アニサキス、腸管出血性大腸菌、黄色ブドウ球菌などが増えてきます。
もし、飲食店で食中毒が出た場合、厳しい行政処分が待っています。行政処分に、基準はありません。
再発の可能性が行政処分の重さを決定します。HACCPは義務化ですから、やっていなければ、再発の可能性大と受け取られても仕方ありません。HACCPやっていれば、食中毒が防げるか?というと、そうでもありません。
実際、チェーン店においても食中毒は起きています(チェーン店では、ほぼHACCPは、導入済み)。
食中度億を防ぐのは、菌やウィルスの知識です。HACCP義務化は、HACCPを行う事により菌やウィルスの学習を伴い、知識を付けてもらうことが根底にあるのです。逆に、知識なしのHACCPは、あり得ません。
食中毒防止は、食中毒を知る事です!