NEWS/WEEK 2022年12月5日号

2022年11月27日~2022年12月3日までの保健所公表、メディア発表になった食中毒関連NEWS

 

■食中毒

 

〇神奈川県 フランス料理店

ノロウィルス  24人 営業禁止

 

〇東京都  飲食店

黄色ブドウ球菌 15人 3日間営業停止

 

〇千葉県  高齢者向け住居

ウェルシュ菌  13人 4日間営業停止

 

〇東京都  高齢者施設

ウェルシュ菌  60人 3日間営業停止

 

〇高知県  飲食店

カンピロバクター  7人 3日間営業停止

 

〇東京都  飲食店

カンピロバクター  8人 7日間営業停止

 

〇東京都  飲食店

カンピロバクター  2人 7日間営業停止

 

〇東京都  飲食店

カンピロバクター 2日間営業自粛+5日間営業停止

 

〇宮城県  鮮魚店

アニサキス    1人 1日間営業停止

 

〇福井県  量販店

アニサキス    1人 1日間営業停止

 

〇青森県     

顎口虫症   130人  

 

※顎口虫症は、線の様な寄生虫で体長2ミリ程度。体内に侵入した場合、皮膚のかゆみや腫れなどの症状(寄生虫が皮膚下を動き回ることで炎症などを引き起こす、クリーピング病<皮膚爬行症>)が現れます。ごくまれに目や脳神経に達して、失明や麻痺などを引き起こすこともあり、通常は駆虫薬で治療が行われます。

 

〇千葉県  保育園施設2か所

サポウィルス  75人  

 

〇広島県  保育園

ノロウィルス  31人

 

〇福岡県  児童福祉施設

感染症胃腸炎  19人

 

〇大阪市  学校給食

アレルギー症   8人

 

※学校給食に卵と山芋を使ったお好み焼きを提供し、8人が症状を訴え、一人が救急搬送されました。アレルギーは身近な課題です。飲食店においても、自店のメニューに関するアレルギー物質は、きちんと抑えておくべきですね。

 

■異物混入

 

〇新潟県  こども園給食

1.5cmの針が混入

 

幸い、子供にケガはありませんでした。

 

上記、食中毒の全てにおいて、企業名、代表者名、屋号、住所は公表されています(ここでは公表を控えます)。防ぎようがないのが量販店のアニサキス…アニサキスがいない魚だけを販売することは不可能です。スーパーでは、堂々と「アニサキスに注意して!」と書いているところもありますが、販売責任は問われます。