■HACCP受講飲食店オーナーの声


◆株式会社凪スピリッツジャパン 代表取締役 生田 悟志 様

 煮干しラーメンを国内8店舗、海外には、シンガポール・フィリピン:22店舗、中国・香港・台湾:8店舗、アメリカ:2店舗、展開しています。

ラーメン業態は、生肉や生魚を扱わないので食中毒リスクも低いと思われがちですが、過去にも麺業態での食中毒が発生していることは知っていました。メニュー数も少ない為、どこが衛生のPOINTなのかは、的を絞りやすいと考えていた時に、このHACCPサポートを受けました。このサポートで完全に的が絞られ、しかも感染症対策マニュアルまで制作して頂いたので、ほぼ完璧に近いと思っています。食中毒講習会を受けた社員の中で社内講師を育成し、今は、社内研修を実施しており、衛生管理も店舗評価制度に採り入れました。今後は、この衛生管理フォーマットを海外へ展開し、特にアジア圏における店舗の衛生管理に努めることにより、日本の食の安全基準を海外へ広めたいと考えてます。



有限会社エムズダイニング 代表取締役 根岸 正人 様

「炭焼家 串じまん」「炭火串焼 ねぎま家」を千葉県5店舗経営

HACCPは、気にはなっていましたが手付かずの状態でした。想像以上の仕上がりのマニュアルが出来上がり、満足しています。1店舗で参加しましたが、納品にデータファイルをそのまま頂けるので、他店はそれをカスタマイズして自分たちで仕上げています。その為かなり低コストでの導入が実現しました。

先日、取引銀行にてHACCP導入したと報告したところ大変褒めて頂き、その後の交渉もスムーズに進みました。HACCP導入は、思わぬところで効果を発揮しましたね。



◆株式会社アムズシーヴェイス 代表取締役  大庭 正広 様

 沖縄料理5店舗経営してます。 

コロナ禍の中、時短要請を受けてとても大変ではありますが、逆に、今やらなければこの先もなかなか着手することは難しいと思い、HACCPサポートを導入しました。義務化ですので、自分でやろうと思いながらいろいろと調べてはいたのですが、正直、食中毒の知識がないためスタッフに教える事が出来ず、また、清掃マニュアルさえ持っていませんでした。今回のHACCPサポートに、一般衛生管理マニュアルまで含まれていたので、とても助かりました。仕上がったHACCP計画書・検収書・マニュアル一式を保健所に持参して見て頂きましたが、とても褒められました。 

コロナ明けには、一般的にも衛生意識は高まっていると思います。今後は、堂々と胸を張って、衛生管理面には自信をもってお客様にアピールして、攻めていきたいと考えてます。コロナ禍でつらい思いをしている飲食店は、弊社だけではないはずです。「今だからやるべきこと」をしっかりやることが将来に繋がるという考え方は、私からスタッフに教えてあげられます。



◆株式会社WEEDS 代表取締役 小西 正英 様

 牛バルこじまや、美味辛食堂まるから、やきとり酒場手羽市、九州の旨かもん旨か酒くすお、わらやき三四郎、居酒屋ちゃちゃ亭、から揚げドンちゃん、フルーツパーラーそなる、20店舗を経営しています。 

HACCPの取り組みは、2020年に行いました。義務化されたということもありましたが、やってみて、店舗内の食中毒リスクがここまで高かったのかと思うと、少しゾッとするところもあります。このHACCPサポートは、食中毒知識の講習があるため、社員やアルバイトとっては、初めて学ぶことばかりだったと思います。整理・整頓・清掃の意味を理解すれば、皆、率先して行動するようになりますね。食中毒を防ぐには、食中毒の知識が必要だという意味が良く解ります。 

スタッフ達は、自分たちの食生活にもその知識を活かしてるようです。今まで知らなかった知識を得たことに、とても喜んでいます。お客様、地域住人の健康の維持のため、我々飲食業の責任を感じながらこれからもスタッフ一同、励んでまいります。



やさい村大地 代表取締役 大村 英二 様

赤坂でサムギョプサル専門店を2店舗経営しています。今回は、団体でコストダウンを図る事ができるので参加しました。当店は、赤坂という立地から会場としても使って頂きました。逆に、出かけないので便利でした。HACCPは気にはなっていましたが、今回参加してここまでの物は流石に自分で独学して作成することはできなかったので、参加してとても良かったと思います。「食中毒防止講習会参加之証」は、お店に貼っておくと、お客様が安心されますね。食中毒の講習など滅多に機会が無いので、大変勉強になりました。札幌にFC店があるため、FC店への導入も本部の責任として果たさなければなりません。今後も食中毒防止に気を付けてコロナを乗り越えたいと思います。



い志い熟成鶏十八番 代表取締役 石井一昭 様

千葉県稲毛で焼き鳥居酒屋を経営しています。1店舗経営ですが、それだけにほとんど仕込みを行います。今回のHACCP導入において、仕込み中の注意事項が明確になり、2日目の食中毒講習会にはスタッフも参加しましたので、しっかりと防止のための知識が付きました。コロナ禍の中で食中毒を出してしまえば、それは地獄です。食中毒の事、特に鶏肉・豚肉の事を知る機会になりました。

今回のHACCP導入は、講習会もついてますので、厚生労働省の「教育訓練給付金制度」にも活用します。また、食中毒防止講習会之証の宛名を屋号と個人名で頂いたので、個人のモチベーションが物凄く上がりました。



◆株式会社クーニーズ・アソシエ 代表取締役  青島 邦彰 様

 和ビストロ 2店経営、飲食店プロデュース。

飲食業が外食産業という産業の仲間入りとなって50年になりますが、HACCP導入義務化はむしろ遅すぎたと思っています。高齢化が進む日本では、飲食店のほか、介護施設においても集団食中毒で重症患者が出ています。「食事を作る」スタッフの知識・意識向上を図らなければならないと感じます。しかし、いままでやってこなかった学習や習慣を取り入れるのは、とても大変な事だと考えてしまう方も多いのですが、本HACCPサポートは、省庁サイトの難しい説明内容を現場にわかりやすく解説して制作するので、物凄く解りやすくて受け入れやすい為、スタッフにも抵抗なく業務に取り込むことができました。本HACCPサポートを行う方が飲食店経営の経験者ということもあり、現場の考え方や費用感など、飲食店のためを考えて行っているのが良く解ります。日本の飲食店衛生概念が、ワンランクアップすることは、とても重要だと感じています。



◆株式会社ワインカフェカンパニー 代表取締役 東浦 眞也 様

 ワインカフェ直営4店舗、プロデュース10店舗、展開しています。

HACCPが飲食店での義務化となって、当初は、「何故、必要なのか?」という疑問がわきました。しかし、本HACCPサポートに付いてくる食中毒講習会を受けて考え方が180度変わりました。食中毒の半数以上が飲食店で発生し、その数年間600店舗前後であることや、菌は加熱ですべて死滅すると勘違いしていたこと、冷蔵庫内でも増殖する菌が存在することなど、今までに学んだことがないことを多く知りました。このHACCPサポートでは、計画書・検収書作成だけでなく、一般衛生管理マニュアルや「食中毒勉強会」も行われるので、理解して取り組むことができます。私も知らないことが多い為、スタッフもほとんどそうでしょう。考えてみれば、知らずに飲食店を経営しているというのは、本当にリスクが高いことだと再認識させられました。今後は、プロデュース先にも指導していきます。



株式会社キマルダイニング 代表取締役 橋本 幸治 様

HACCPマニュアルと同時に、感染症対策マニュアルも作ってくれるので、コロナ対策マニュアルとしても活用でき、とても助かりました。コロナ禍の中で、少し時間が取れるとは言え、やはりこの様なマニュアルは、どの様に作っていいのか解らないので、自分たちで作るというのはハードルが高い分野です。

2日目には「食中毒講習会」もあり、参加したスタッフがその日から、「手洗い方法」が変わり、「調理器具・まな板、包丁」なども細目に洗浄・消毒するようになりました。やはり、怖さを【知る】ことは重要なことだと痛感しました。今後も食の安全をスタッフと一緒に守っていきたいと思います。



◆株式会社ブリス・デリ&マーケティング 代表取締役  須田 康裕 様

高級食パン専門店、コッペパン専門店、ベーカリー、宅配すし、串カツ専門店を経営してます。

串カツ専門店以外は、デリバリー・テイクアウトが中心です。宅配すし・串カツ店は、FC加盟店である為、本部からHACCPの資料・検収書が送られ、それを毎日検証しています。ベーカリー業態でも食中毒が起きていることは知っていましたし、パン・ベーカリーは、弊社ブランドですから自ら作成しなければなりません。しかし、いざ作成するとなると、様々な知識が必要になります。使いやすさと継続性を高めるためには、解りやすさが重要になります。本HACCPサポートでは、現場に即した解りやすい計画書・マニュアル・検収書が出来上がり、とても満足しています。FC加盟店では、与えられた検収書のみの作業でしたが、逆に、加盟店にも今回のHACCPの考え方を応用させて頂きました。